今回は、カイルアでラニカイピルボックストレイルを初めてする人に向けてのお役立ち情報です。
具体的には、このトレイルの入り口までの行き方と、その注意点をご紹介します。
ラニカイピルボックストレイルですが、ハワイ州が整備している公式のトレイルコースではありません。そのため、入り口の場所がちょっとわかりにくいところにあります。
カイルアビーチパークの東の端の駐車場から歩くのが簡単
ラニカイピルボックストレイルにあたり、まず考慮する必要があるのがカイルアまでの移動手段です。
そして、その移動手段として、一番手軽なのは、レンタカーです。というのも、レンタカーの場合は、カイルアビーチの東の端の駐車場に駐車して、そこからこのトレイルの入り口まで歩くことができるからです。
その道順をGoogleマップで示すと次の通りです。
Googleマップでカイルアビーチの東の端の駐車場からラニカイピルボックストレイルまでの道順を見る
上の道順を見るとわかりますが、カイルアビーチの東の端の駐車場からであれば、このトレイルコースまでの入り口の道順は、簡単です。基本、2回曲がるだけで済むからです。
念のため、その曲がるべき角の様子をGoogleマップのストリートビューで示しておくと次の通りです。
さて、2つ目の曲がり角の先ですが、2016年10月に私が訪れた時は、上のストリートビューで確認できるものと様子がちょっと異なっていました。
というのも、この記事を書いている現在、上のストリービューの撮影時期は2011年7月となっており、ちょっと古いんですね。2016年10月時点では、この記事のトップの写真のように、「The PILLBOX →」という手作りの看板が置いてあり、わかりやすくなっていました。
なので、2つ目の曲がり角を曲がるところまでくれば、ラニカイピルボックストレイルの入り口はすぐにわかります。以前は、このような看板もなく、2つ目の角を曲がった時点でも、入り口がよくわかりにくい状況でした。
慣れていない人には路駐をオススメしない理由
ところで、レンタカーを利用する人の中は、カイルアの駐車場よりも「もっと入り口の近くに駐車できないかな」と考える人もいますよね。
ですが、カイルアビーチパークの東の駐車場から歩くことを、やはりオススメします。というのも、ラニカイピルボックストレイルの入り口周辺に、公共の駐車場がないからです。
どうしても車でもっと近くに行きたい場合は、このエリアで最寄りの路駐OKなところを探すことになります。ですが、慣れていない人が、そのような場所を見つけるのは、難しいんですね。よほど早朝にでも訪れない限り、そのような場所は、すでに車が駐車しているからです。
加えて、ハワイの祝日を含む週末には、このエリアの道路の路肩への駐車が全面禁止になることもあります。このような事情に詳しくない場合、ラニカイ周辺に路駐するのはリスクが高くなります。
ので、駐車違反をして罰金となるよりは、カイルアの東の端の駐車場を利用するのが良いです。
カイルアタウンから歩くとかなりの距離なので注意
さて、カイルアを訪れるにあたり、レンタカーが使えない人もいますよね。そのような人は、カイルアタウンまでのシャトルバスを利用している人が多いはずです。
で、その場合、カイルアタウンからラニカイピルボックストレイルの入り口まで、どのように移動するかを検討する必要があります。なぜかというと、カイルアタウンからこのトレイルの入り口までは、意外と距離があるからです。
次のGoogleマップでその道順を見ることができます。
Googleマップでカイルアタウンからラニカイピルボックストレイルまでの徒歩での道順を見る
上の道順を見るとわかる通り、徒歩の場合、時間にして45分以上の距離となります。で、その移動後、「ラニカイビーチで寛ぐ」というのであれば、この距離を徒歩で移動しても、何とかなります。
ですが、実際には移動後、急勾配かつ悪路のあるラニカイピルボックストレイルに挑戦することになります。なので、そのための体力を温存しておきたいんですね。
つまり、ラニカイピルボックストレイルをする場合、カイルアタウンから徒歩でアクセスするのはオススメできません。
TheBusで近くまで行けるが本数が少ない
なので、それ以外の交通手段を考えると。例えばTheBusを利用する方法があります。
カイルアタウンからラニカイピルボックストレイルの入り口近くの道までは、Route 70の路線バスで移動することができます。
この路線ですが、運行本数がとても少ないです。1時間に1本ない時間帯もあるくらいなんですね。なので、TheBusを使う場合、その時間を考えて行動することになります。
ただ、せっかく時間を考えて行動しても、TheBusが時間通りに来ないこともよくありますので、注意が必要です。
このような背景があるため、本来、カイルアタウンからラニカイ方面への移動は、TheBusよりも、タクシーやUberなどが利用できると便利です。ですが、このあたりでは、流しのタクシーもUberで呼べる車も見つからないんですね。
なので、不便でもTheBusを利用することになります。
レンタサイクルの場合は駐輪場所に注意
カイルアタウンからのラニカイピルボックストレイルの入り口までの別の交通手段としては、レンタサイクルも利用できます。
ただ、その場合は、駐輪場所に注意が必要です。なぜかというと、ラニカイピルボックストレイルの入り口も含め、このエリアには公共の駐輪場所がないからです。
で、それでも、ラニカイビーチの場合は、まだマシです。ビーチに入る小道によって、ワイヤー錠で自転車を括り付ける金網があるからです。そこに括り付けることができるわけですね。
一方、ラニカイピルボックストレイルの入り口周辺は、そのような手頃な場所が見つけにくいです。
たまに、このトレイルの入り口近くのゴルフ場の金網に固定している自転車を見かけるのですが、それもリスクのある行動となります。ゴルフ場の管理者に、自転車を撤去されても文句は言えないからです。
ですが、ちゃんと固定しておかないと、「盗まれるかも」という不安を常に感じてしまうのが、ハワイの治安なんですね。なので、鍵をかけずに放置するとラニカイピルボックストレイル中に、落ち着かない気分となります。
レンタサイクルで行く場合は、この駐輪場所の問題と盗難のリスクがあることを知っておいた方が良いです。
というわけで。ラニカイピルボックストレイルにあたり、一番無難な移動手段は、最初にご紹介したレンタカーでカイルアの東の駐車場まで移動し、そこから徒歩でアクセスする方法になります。