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Channel: はじめてのハワイ旅行
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ハワイの隣島でスマホを使う予定の人が気をつけること

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今回は、ハワイ旅行で隣島を訪れる人にお伝えしたい注意点です。「隣島」とは、マウイ島やハワイ島など、オアフ島以外の島をイメージしています。

そして、そのような人の中でも、隣島で、スマホを利用する予定の人にお伝えしたい内容です。

今回、お伝えしたいのは、「隣島では、ホテルでも電波が悪い場合があり、スマホの通話やデータ通信ができないことを想定してほうがいいよ」と言うことです。

そのような状況は、オアフ島では、あまり体験しないものです。一方、隣島では、意外とあり得ると言うわけですね。なので、電波の入りやすいオアフ島と同じ感覚で訪れると、「想定外だった」と言うことになりかねません。

隣島ではホテルの敷地内でも電波が悪いことがある

私は、2016年の10月にハワイを訪れた際に、ワイキキで、ある旅行会社の現地スタッフの方と話をする機会を得ました。

その際ですが、そのスタッフの方から、「隣島は電波が悪くて困ることがありますよ」と言う話を聞いたんですね。

そのお話をもう少し詳しく述べますと。その旅行会社では、その会社が企画するツアーでハワイを訪れる人に、スマホをレンタルしています。そのスマホは、オアフ島に滞在するお客さんだけでなく、希望があれば、隣島に滞在するお客さんにも貸し出しています。

そして、そのスマホでは、ハワイ現地のキャリア、具体的には、T-MobileのSIMを利用しており、ハワイ在住者のように通話やデータ通信が利用できます。

で、そのレンタルスマホは、オアフ島、特にワイキキ周辺で使う限りは、特に電波に問題がないです。ですが、隣島で使おうとしたお客さんの一部から、「電波が悪くてあまり使えませんでした」と感想をもらう結果になりました。

そして、その隣島で「スマホを使えなかった場所」、というのが、隣島の外れの方に行った時だけではなく、「宿泊先のホテルの部屋にいる時でも使えなかった」そうなんですね。

アメリカのキャリアの電波のカバー範囲の調べ方

この話を聞き、私は、「ホテルでもダメな場合があるんだな」と意外な印象を持ちました。私が、これまで訪れたハワイ島やマウイ島のホテルでは、少なくとも携帯の電波が悪いことはなかったからです。

実際、アメリカのキャリアの公式サイトで、その電波のカバー範囲を調べて見ても、隣島において、旅行客が訪れそうなエリアは、通話もデータ通信も、カバーしていることになっています。

ご参考まで、次のリンクから、アメリカの大手キャリアの電波のカバー範囲が確認できます。ちなみに、以下のリストにおいて、最大手のVerizonは、旅行者が利用することはないと考え、外しています。

アメリカのキャリアの電波のカバー範囲

上のリンク先から、ハワイのエリアの電波の状況を検索してみると、隣島でも、主要なところは、カバーしていることになっていることがわかるはずです。

ところが、それでもダメな場合もあるということですね。

スマホが通信できない状況を想定しておく

なので、隣島でスマホを使う前提の人は、電波が使えない状況を想定しておくと良いです。

例えば、Googleマップのアプリをカーナビ代わりにするつもりならば、地図データをオフラインでも使えるようにダウンロードしておくのが良いですね。また、紙の地図もあった方が安心できます。

また、旅行中に必要な情報を、PDFファイルにしスマホのローカル側に保存しておくのも役立ちます。そうしておくと、電波がない状況でも、必要な情報を確認できるからです。さらに言うと、そのPDFファイルを紙にも印刷しておくと、よりナイスです。

以上は、スマホでデータ通信ができない場合を想定した対応策ですが、通話ができない場合にも困ることがあります。例えば、複数のグループで隣島に滞在し、そのグループ間での連絡をスマホの通話でする想定だった場合です。

部屋の固定電話の使い方を把握しておく

そのような時に備えて、ホテルの部屋の固定電話の使い方も、把握しておいた方が良いです。スマホの通話が使えない時に使えるからです。

またツアーで訪れる場合は、部屋の固定電話から、旅行会社のハワイ現地のサポートデスクに電話をかける方法も知っておくと役立ちます。

と言うのも、隣島のホテルにおいて、「日本人コンシェルジュがサポートします」と、うたっている場合でも、そのサポートを得られないことがあるからです。その理由は、様々ですが、例えば、単純に混んでいたり、サポート時間外であったり、などがあります。

そのような状況下で、日本語のサポートを受けたいときに、旅行会社の、ハワイ現地のサポートデスクが役立つんですね。そこに、部屋の固定電話から連絡する方法を把握しておくと良いです。

ツアーの場合以外でも、例えば、JCBのクレジットカードを持っている人は、ハワイの現地デスクに電話をすると、日本語で対応してもらえます。ので、この場合でも、部屋の固定電話が役立ちます。

同じハワイ旅行でも、隣島滞在の場合は、このように「電波の悪さ」を想定する必要があります。電波が入りやすいオアフ島と同じ感覚で訪れると異なる結果となりますので、ご注意ください。


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