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Channel: はじめてのハワイ旅行
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ハワイで乾燥機を使わずに洗濯物を乾かす方法

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今回は、ハワイ旅行中に洗濯をしたい人に伝えたいお話です。

ハワイでは乾燥機を使うのが基本

ハワイで洗濯物を乾かす際には、乾燥機を使うのが基本なことをご存知ですか?というのも、ハワイでは、景観を守るために、ベランダ等の野外に洗濯物を干すことが禁止されているからです。

私自身も、アメリカに住んだ結果、だいぶ大雑把になりました。なので、水着から下着まで、わりと何でも乾燥機にかけることに慣れました。

一方で、新しかったりお気に入りの洋服、下着、水着など、乾燥機にかけたくない洗濯物ってありますよね。

今回は、そのような洗濯物を「ハワイで乾燥機を使わずいかに乾かすか」というアイデアをご紹介します。

トラベル洗濯セットを持参して、部屋内に干せる環境を作る

まずご紹介したいのが、日本からトラベル洗濯セットを持参する方法です。これは、その昔私が子供の頃、両親が海外旅行をする際に実践していた方法で、今現在も使える一番無難な方法です。

日本のトラベルショップなどでは「洗濯ロープ・ピンチ・簡易ハンガー・洗剤」がセットになっている洗濯セットが売られています。例えば、ロフトでは、そのまま「トラベル洗濯セット」という商品が売られています。

これを、両親は海外旅行の度に、毎回持参していました。では、どのようにこれを使うのかというと。

まず、ホテルの洗面所で靴下や下着などを手洗いしていました。この場合、洗濯機で脱水していないため、早く乾燥させる必要があります。その下準備として、バスタオルに濡れた洗濯物を挟んで絞理り水気を取ります。

次に、洗濯ロープを引っ張り出して、部屋の引っ掛けられるものを見つけては、ロープを張るんですね。この、旅行用の洗濯ロープが普通の紐と違う点は、引っ掛けやすいようにフックが付いていることです。

巻きつける対象を見つけて、くるりと一回りさせ、ロープの先についたフックを、元のロープに引っ掛けることができます。そのため、ロープ自体が滑りにくいようになっていて、一度引っ掛けるとずり落ちにくいような設計となっています。

そしてロープを引っ掛ける対象物は、ロープが巻き付けられて倒れないものでしたら、なんでもありです。椅子と椅子だったり、カーテンレールと椅子だったり、ベッドフレームとライトだったり。

当日、ホテルにチェックインして部屋に入ってみないと、巻き付けられる対象物があるのか分からないのですが、なんとか工夫して毎回洗濯物を干していました。ハワイの場合は、ベランダに椅子が置いてあることが多いです。それを室内に持ち込んでロープを引っ掛けるのがオススメです。

また、このトラベル洗濯セットに入っていた簡易ハンガーも優れものでした。折りたたみ式になっていて、利用するときは普通のサイズに、しまうときにはコンパクトになるものでした。ハンガーなしでも工夫次第でたいていの洋服は干せます。ですが、限られた長さのロープをめいいっぱい活用するためには、ハンガーがあったほうが干せる洋服が増えるわけです。

ピンチもあったほうが役に立ちます。靴下や下着や水着など、ロープにかけるだけでも干せますが、ふとした瞬間に触れるとすぐに落っこちてしまいます。なので、ピンチも必要ですね。

つまり、トラベル洗濯セットに含まれているものは、実際にすべて役立ちます。

洋服は洗わずに最終日に捨てて帰る

次に。逆転の発想として、「そもそもハワイで洗濯物を乾かさない」という方法もあります。

これは、若かりし頃は洗濯をこまめにしていた両親が辿り着いた、とても楽チンな洗濯ソリューションです。具体的には、洗濯はしないで、最終日に旅行中に着た洋服を捨てて帰るという方法です。

どういうことかといいますと。靴下から下着、またTシャツやズボン、ジャケットに至るまで、日本にいるときから、「もう捨ててもいいな」という洋服を取っておくのです。そして、旅行のときに持って行って、洗濯しない代わりに最終日に捨てて帰ります。

この方法の良いところは、洋服が入っていたスペースに、お土産を入れることができることです。また、何年も着ていて愛着が湧いているけど、そろそろ捨てたほうがよい洋服などは、思い切って断捨離することができて、洋服タンスの整理にもなります。

必ずしも、全身トータルコーディネートで捨てる洋服を用意する必要はなく、パーツだけでも捨て洋服にすると、結構すっきりしますよ。私の場合は、下着や靴下などを捨て用として旅行に持参することが多いです。

備え付けのハンガーでは干せない可能性に注意

次にご紹介するのは、私が旅行先で洗濯物を干したい場合にする方法です。これは、用意するのもは何もなく、まさに行き当たりばったりな方法です。

その方法とは、部屋に備わっているハンガーを使い、バスルームのポール、椅子、カーテンレールなど、あらゆる場所を利用して干す方法です。つまり、この方法では、部屋にハンガーをかけられる場所があるのが前提です。

この方法は、用意する手間がない分、必ずしも干せるとは限りません。ので洗濯物を必ず干す予定の人には向いていません。

というのも、部屋のデザインによっては、バスルームがシャワーカーテンではなくガラス戸だけの造りだったり、椅子の背もたれがカーブしていてハンガーが落ちやすかったり、カーテンレールが壁に隠れていたり、と、干せない可能性があるからです。

また、たまにハンガーがクローゼットから取り出せない設計になっている場合もあります。そうした場合は、クローゼットに干すことになってしまい、通気性が悪いのでなかなか乾かないということになります。

ハンガーもいくつ備わっているかわかりません。なので、ちょっとした洗い物なら対応できますが、洗濯物が多い場合には向いていない方法です。

バスルームの備え付け洗濯ロープがあるかは確認できる

最後に、バスルームの備え付け洗濯ロープを利用する方法もあります。

ホテルによっては、バスルームのシャワーヘッドとは反対側の壁に、洗濯用にロープが出せるようになっている場合があります。そうした時は、この作り付けのロープを利用すればいいわけです。

丸い手のひらサイズの収納器の中に、ワイヤーのロープが入っていて、真ん中のつまみを引っ張り出して、反対側にある壁に引っ掛けることができます。こうすることで、バスルームに洗濯物を干すことができます。

ただ、難点は部屋に行ってみないとそうした洗濯ロープが備わっているのか分からないことです。

この備え付けロープのことを、英語で「CLOTHES LINE」と言います。ですので、気になる方は滞在先に、「Do you have CLOTHES LINE in bathroom?(バスルームに備え付けロープはありますか?)」と聞くのも一つの手です。

この方法のデメリットとして、洗濯を乾燥している間はシャワーが浴びられません。ので、部屋の利用者がいつシャワーを浴びるのか、タイミングをみ計らないといけませんね。また、シャワー室は湿気がこもりやすいので、「換気」をしておくのもお忘れなく。

干し方あれこれ

いろんな方法をご紹介しましたが、一番確実に干せるのは、「トラベル洗濯セットを持参」することでしょうね。

冒頭で述べた通り、私自身は、アメリカに住んでいると、だいぶ大雑把になるもので、水着から下着まで、わりと何でも乾燥機にかけることに慣れました。

ただし、値段が高めの洋服やお気に入りのアイテムは、できるだけ干すようにしています。やはり乾燥機にかけると、色あせが早かったり、一緒に乾燥機にかけるアイテムに金物がついていたりすると、他の洋服を痛めたりと、一筋縄ではいきません。

お気に入りの洋服(または、もう捨ててもいい洋服)をお持ちの場合は、ぜひ参考にしてみてくださいね。


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