今回は、ハワイ旅行が初めての人にお伝えしたい注意点です。ハワイ旅行が初めての人は、オアフ島のワイキキに宿泊する予定の人が多いですよね。
で、ワイキキのホテルは、高層ビルとなっていることが多いです。そして、日本とアメリカの習慣の違いから、そのような高層ビルのエレベーターを利用するときに、初めてだとちょっと戸惑うことがあります。
その戸惑うポイントを事前にご紹介して備えてほしい、というのがこの記事の趣旨です。
1階のボタンが見つからない・・・
ハワイのエレベーターを初めて利用するときによく戸惑うポイントとして、「1階のボタンが見つからない」ということがあります。
例えば、この記事のトップの写真は、ハワイのワイキキ・バニアンという宿泊施設のエレベーターのボタンです。見ると1階を示す「1」のボタンがないですよね。
で、「1」のボタンがありそうな位置に、「★L」というボタンがあることもわかるはずです。実際のところ、この建物においては、この「★L」ボタンが1階に行くためのボタンとなります。
ただ「★L」ボタンは、常に1階を示しているわけではなく、正確にはロビー(Lobby)のある階を示しています。なので、場合によっては、「★L」ボタンが、その建物の2階になることもあり得ます。
いずれにせよ、ロビーは、その建物の玄関がある階なので、建物から出て外に出かけたいときは、「★L」ボタンの階を利用することになります。
先日、たまたまハワイのエレベーターで乗り合わせた日本人観光客の方が、まさにこの「★L」ボタンのために、戸惑う様子を見ました。「1階がないっ!?」と戸惑っていたわけですが、確かに初めてだと「アレッ?」となるのも頷けます。
知らない人同士でも乗り合わせる時は、挨拶をする人が多い
次に、日本人同士ではあまりやらないので、ハワイで体験すると戸惑うこととして。ハワイでは、知らない人同士でも、エレベーターに乗り合わせる際には、挨拶をする人が多いことがあります。
例えば、自分が先にエレベーターに乗っていたとして、途中の階でエレベーターが止まりドアが開いて人が乗って来たとします。
その際に、乗ってくる人が、アメリカ人の場合、朝だったら「Mornig(モーニング)」、それ以外の時間では、「Hi(ハーイ)」など、挨拶をしてくれることがあります。私の経験では、ハワイでは、そのように挨拶してくれる人の方が、むしろ多い印象です。
で、英語が苦手だと、そのような簡単な挨拶であっても、話しかけられると「ドキッ」としてしまうもんなんですね。なので、そのようにエレベーターにたまたま乗り合わせる知らない人同士で、挨拶する習慣があることを知っておいた方が良いです。
ちなみに、挨拶をされた場合は、「Hi(ハーイ)」と返すだけですので、怖がる必要がありません。そう返すのさえ不安な人は、とりあえず、挨拶をしてくれた人に対して、ニコッと微笑んでおけば良いです。
また、相手によりけりですが、「Hi」と挨拶され、「Hi」と返した場合には、再度、一言、二言、何か差し障りのない話をされることもあります。例えば、「暑いですね」、「天気がいいですね」のような会話です。それも挨拶の延長のようなものなので、深く考えず、うまくやり過ごしてください。
「何階?」と聞かれることがある
ほか、戸惑うこととして。自分が乗ろうとしたエレベーターに、すでにアメリカ人の先客がいて、その先客がエレベーターのボタンの前に立っていたとしましょう。
で、その人が親切な人だった場合、「Floor?」、「What floor?」、「Which floor?」など、いずれにせよ「何階ですか?」と尋ねてくれることがあります。
つまり、「あなたの行きたい階のボタンを代わりに押しますよ」と、申し出てくれているわけです。
その場合は、英語で「自分の階数の数字、プリーズ」と言えば良いです。この場合は、それなりにネイティブっぽく発音しないと、相手に自分の言った数字が伝わらない可能性があります。そのため、恥ずかしがらずに、それっぽく発音するのが良いです。
ただ、変に無理をせず、「Thank you!」と言いつつ、自分でボタンを押すのも、1つの方法です。
「この階押してください」と言われることある
また、自分がエレベーターのボタンの前に立った場合、「この階押してください」と言われることもあります。
そのように言われる可能性が高いのは、たくさんの人数で1Fからの上りのエレベーターを利用するときですね。たくさんの人が乗り込む場合、自分の行きたい階のボタンを押せずに、その中に乗り込む人が出てくるわけです。
で、自分の階を押せなかった人が、英語で「この階押してください」と、ボタンの前に立っている人に頼んでくることがあります。
そのような時に、自分がエレベーターのボタンの前にいた場合は、その英語で言われた階数を聞き取り、そのボタンを押してあげる必要が出てくるわけです。
この時ですが、ネイティブの発音なので、慣れていない人は、うまく聞き取れないこともあります。
なので、そのような気遣いが面倒な人は、混雑する場合のエレベーターのボタンの前に立たないようにする方が楽ですね。