今回は、ハワイ旅行中、レンタカーを借りる人に伝えたい情報です。
お伝えしたいのは、「観光客があまり来ないピクニックに最適な場所がありますよ」というお話です。具体的には、Waʻahila Ridge State Recreation Area(以下、Waʻahila Ridge)という、小高い丘の上にあるトレッキングスポットです。
Wa’ahila Ridgeの魅力
このWaʻahila Ridgeですが、ご存じない方も多いですよね。このスポットは、ワイキキから車で20分程度の距離にあります。絶景で有名なタンタラスの丘から、マノアの谷を挟んで反対側にあります。
なので、ワイキキからであれば、車があれば、サクッと訪れられる場所と言えます。
この場所は、タンタラスの丘と同じように、小高い丘の上にあります。そのため、その丘の上からは見晴らしの良い景色が見られます。例えば、その見晴らしの良い景観を、次のGoogleストリートビューで見ると次の通りです。
この場所からも、このように、ホノルルの市街地を見渡す景観を楽しめます。
ただ、タンタラスの丘と比較し、この場所からは、残念ながらダイヤモンドヘッドが見えません。見晴らしのよい方角が、南西を向いているためです。また、手前に電線が見えることもあります。なので、見晴らしの良さで言うと、タンタラスの丘やその頂上にあるプウ・ウアラカア州立公園の展望台の方が、良いです。
一方で、このスポットは、観光客にあまり知られてない場所です。なので、混むことが少ない穴場のスポットとなります。その点では、Waʻahila Ridgeの方に良さがあります。
Waʻahila Ridgeでは、落ち着いてランチを楽しめる
また、タンタラスの丘の頂上と比較して、Waʻahila Ridgeの良さは、その駐車場付近に、テーブル付きのベンチがたくさんあることです。
例えば、次のような東屋があります。
また、屋根はありませんが、次のようなテーブル付きのベンチも複数あります。
Googleストリートビューでテーブル付きのベンチの様子を見る
このような環境となっているため、この場所では、「持ち帰り料理を買って、それを食べる」と言うピクニックを楽しみやすい環境にあるんですね。
もちろん、タンタラスの丘の頂上の公園でも、同じようにピクニックを楽しめるのですが、ベンチの数が限られます。
ので、場合によっては、先客がいて使えない可能性があります。そのため、タンタラスの丘の頂上は、ピクニック目的で訪れる場合は、レジャーシートを準備していた方が良い場所と言えます。
また、タンタラスの丘は、有名な観光スポットです。そのため、見晴らしの良いスポット付近は、時間帯によっては、観光客がたくさん訪れていることがあります。そのため、そこでピクニックをしていると、近くを人がたくさん歩いて、ちょっと落ち着かない気分になることもあります。
Waʻahila Ridgeでは、その点でピクニック目的に向いています。テーブル付きのベンチがたくさんあるため、まず、レジャーシートが必要になることがありません。加えて、観光客もまず来ませんので、落ち着いてランチを楽しめます。
駐車場までの道がわかりにくい
さて、実際に、Waʻahila Ridgeを訪れる場合ですが、初めての人は、カーナビなり、Googleマップのアプリなりを利用することをオススメします。
なぜかと言うと、Waʻahila Ridgeの駐車場までの道がちょっとわかりにくいからです。その道は、小高い丘の住宅街を抜ける峠道の先にあります。ですが、初めてだと、「本当にこの先にあるんだろうか」と感じてしまう雰囲気になっています。
次のリンクから、Googleストリートビューで、そのWaʻahila Ridgeに向かう直前の道の様子が見られます。
こんな感じで、「この先に、ピクニックスポットがあるんだろうか」と不安になる雰囲気になっています。そこをそのまま進むと、次のように入り口があります。
GoogleストリートビューでWaʻahila Ridgeの入り口を見る
実際、ハワイに長年暮らす人でも、「20年ぶりに来たから、道を忘れてしまった」と、Waʻahila Ridgeの駐車場に向かう道がわからなくなっていました。
つまり、初めて行く人は、カーナビなしで行くのは、難しい場所と言えます。
帰りに見えるダイヤモンドヘッドを見逃さない
このように、ちょっとアクセスがわかりにくいことも手伝い、Waʻahila Ridgeは、穴場のピクニックスポットとなっています。ので、ハワイ旅行中、車がある人は、持ち帰り料理を買って、そこでピクニックランチを落ち着いて楽しむ場所としてオススメです。
そして、Waʻahila Ridgeでピクニックを終えて帰る時には、ダイヤモンドヘッドをぜひ見ていただきたいです。上で、「Waʻahila Ridgeからは、ダイヤモンドヘッドは見えない」と述べましたが、それは、Waʻahila Ridgeの駐車場付近での話となります。
帰りの運転時は、峠道を下って行くことになるのですが、その景色ではダイヤモンドヘッドを見ることができます。そして、この景色から見るダイヤモンドヘッドは、よくワイキキから見える成長曲線のような形とは、違って見えるんですね。
なので、新鮮な形のダイヤモンドヘッドを楽しむことができます。