今や、ハワイを代表するスイーツのパンケーキ。このパンケーキは、ハワイ旅行中に、人気店の味を自分で再現できることをご存知ですか?
私もパンケーキが好きです。なので、ハワイに暮らした中で、その作り方を色々と研究しました。結果、「簡単に作れるのに、高級ホテルのパンケーキと同じ味」を再現できるレシピがわかりました。
今回は、そのパンケーキのレシピを、滞在先のキッチン付きコンドミニアムなどで自炊ができる人に向けて、ご紹介します。パンケーキミックスや材料の手に入れ方から、その作り方のコツまで丁寧に解説しますよ。
ホテルの味を再現、ハレクラニのパンケーキミックス
今回のレシピの最重要ポイントは、パンケーキミックスの入手方法にあります。その種明かしをしますと、ずばり、「ハレクラニのお土産ショップ、ハレクラニ・ブティックで売られているパンケーキミックス」が一押しでオススメです。
なぜかと言いますと、ここのパンケーキミックスの味は、高級ホテルのハレクラニにあるレストラン、「Orchids(オーキッズ)」で食べられるパンケーキに、ほぼ近い味だからです。これって、けっこう凄いことだと思いませんか?
レストランで注文すると14ドルのパンケーキですが、それにプラスして、サービス料と税金、そしてチップを加えなくてはなりません。一方、お土産ショップで売られているパンケーキミックスは、15ドルなんですね。そして1度だけではなく、3〜4回楽しめます。商品名は、「バターミルクパンケーキミックス」です。
パンケーキミックスとしてみると、高いですが、「ホテルのパンケーキの味を何度も再現することができる」と考えると、安いですよね。何に価値を置くかは、個人によって違いますが、キッチンがあるお部屋に滞在していたら、チャレンジする価値があります。ちなみに、スーパーでもパンケーキミックスは売られていて、だいたい相場が8ドル前後といったところです。
また、このパンケーキのレシピの日本語の説明書が、ハレクラニ・ブティックで貰えます。商品の裏にも作り方が掲載されているのですが、英語が苦手な方もいますよね。そのような方は、ぜひ貰ってくださいね。
お水?牛乳?どっちを混ぜるか
さて、このパンケーキミックス、一袋で16oz(約453g)入っています。レシピ通りに調理するとしたら、パンケーキミックス1カップ(約240ml)に対して、水を3/4カップ混ぜると記載されています。これで、パンケーキが6〜8枚作れるというわけです。
なのですが。私のオススメは、水ではなく牛乳を使うことです。
実際、両方試したところ、水でもレストランで食べたような、しっとりもちもち感のあるパンケーキは作れることがわかりました。水でそこまで作れることに、まず感動しました(笑)。
ですが、「ここはやはり牛乳でしょう」と牛乳を混ぜて作ったところ、コクが出て格段に美味しくなりました。なので、せっかくのハレクラニの高級パンケーキミックスには、ぜひ牛乳を混ぜて作ってみてください。より美味しくなりますよ。
牛乳はどこで入手する?
別記事「暮らしてわかった!ハワイのスーパーでミルクを買うときの注意点」でご紹介した通り、実はハワイのスーパーで牛乳を買おうとすると、その種類の多さに最初は圧倒されてしまいます。特にこだわりのない方は、迷わず「Whole Milke」を買いましょう。なぜなら、全乳である「Whole Milke」が、日本で売られている牛乳の味に、一番近いからです。
そして、入手する場所としては、ハレクラニがあるワイキキのお店が便利ですよね。ですので、最寄りのABCストアーに直行ですね。またハレクラニから歩いて1分、Lewer’s Stにも、ABCストアーがあります。なので、パンケーキミックスを購入後に、そのまま牛乳も買うこともできます。
他に、オーガニックスーパーの「Whole Foods」や、アラモアナショッピングセンターにある「Foodland」に行く機会があれば、オーガニックの牛乳を入手できますので、そちらもオススメです。
他に必要な材料
そして、他にも必要な材料といえば、バターです。オイルならなんでも焼けますが、「バターミルクパンケーキ」なので、王道にバターで焼くのが一番美味しいです。ワイキキでバターが確実に手に入る場所としては、クヒオ通り沿いのFood Pantryがあります。
あとは、トッピングですね。お好みでブルーベリーやバナナ、いちごなどのフルーツや、マカデミアナッツなどをきれいに添えてみてください。ハワイらしいといえば、マンゴーを添えたら、トロピカルなパンケーキになりますね。
ソースは、メープルシロップも美味しいですし、ファーマーズマーケットやスーパーで売られている、ハワイ産のハチミツをかけてもいいですね。ABCストアーにも、ハワイ産ハチミツが売られていますよ。
ハレクラニのパンケーキの作り方
それでは、今回ご紹介したいハレクラニの味を再現するパンケーキの作り方をご紹介します。
と言っても、その作り方は、いたって簡単です。材料を用意し、パンケーキミックスに牛乳をかき混ぜ、バターを敷いてフライパンで焼くだけ。
ただし、細かい作り方の注意点が、ハレクラニ・ブティックでもらえる紙に記載されています。ご参考として、材料と合わせて、以下に引用しますね。
材料
- ハレクラニのパンケーキミックス
- 牛乳
- バター
- フルーツやナッツ類各種
- メープルシロップまたはハチミツ
バターミルクパンケーキの作り方
パンケーキ枚数 | パンケーキミックス | 冷水 |
---|---|---|
6〜8枚 | 1カップ(USAサイズ、235cc) | 0.75カップ(USAサイズ、176cc) |
12〜14枚 | 2カップ(USAサイズ、470cc) | 1.50カップ(USAサイズ、352cc) |
- 冷水とパンケーキミックスをフォークまたは泡立て器を使って混ぜます。タネは、多少ダマがあるくらいが適当です。かき混ぜすぎないでください。
- フライパンに油を引き、パンケーキを焼きます。調理温度は190℃(華氏375度)
- 気泡がはじけて、パンケーキのふちが乾燥するまで、片面1分程焼いてください。表面がきつね色になったら出来上がりです。
(以上、ハレクラニ・ブティック「バターミルクパンケーキの作り方」より引用)
ハレクラニ・ブティックでもらえる紙には、「冷水」とありますが、すでに述べた通り、牛乳を混ぜることをおすすめします。
つまり、パンケーキミックス1カップに対して、牛乳を0.75カップ混ぜることになります。もし、キッチンに計量カップがなかったとしても、パンケーキミックスと牛乳の割合を目分量で「4:3」で混ぜればいいですね。
ハレクラニのパンケーキミックスで美味しい朝食を
このパンケーキで、コンドミニアムでの朝を、ぜひ優雅に美味しく迎えてください。
残ったパンケーキミックスやハチミツは、スーツケースの中に入れれば、日本にも持って帰れますよ。念のため、スーツケースの中で散乱するのを防ぐために、ジップロックを持参するのをオススメします。牛乳、バター、フルーツは、生物ですのでハワイにいるうちに食べてしまいましょう。
お土産としても喜ばれる、ハレクラニのパンケーキミックス。どうぞご自分の舌で確かめてみてください。