今回は、ワイキキのカヌーズで、日本から持ち込んだサーフボードで、サーフィンしたい人にお伝えしたお役立ち情報です。
いざ日本からサーフボードを持ち込む際ですが、現地でどのように保管できるか気になりますよね。そこで、今回は、たくさんあるワイキキのホテルのうち、サーフスポットのカヌーズにアクセスしやすいホテルにおける、サーフボードの持ち込みやすさをご紹介します。
カヌーズの場所
では、早速始めましょう。まず、改めてワイキキのサーフスポット、カヌーズの場所から確認します。カヌーズの場所ですが、ワイキキビーチ沿いにある複数のサーフスポットのうち、最もワイキキの中心街近くにあるのが、カヌーズとなります。
ワイキキの中心街には、ホノルル警察の交番やデューク・カハナモク像のあるエリアがあるのですが、そこから沖に200mちょっと行ったあたりが、カヌーズの場所です。
ご参考として、次のsurfline.comというサイトを見ると、地図上でカヌーズの場所がよくわかります。
上のリンク先のページの地図をズームしていくと、ワイキキビーチの近くにCanoesというスポットが見つかるはずです。それが、カヌーズの場所です。
カヌーズに近いホテルの一覧
で、このカヌーズにサーフボードで行くのに最も便利なポイントが、上で述べた、ホノルル警察の交番やデューク・カハナモク像があるエリアの裏手の砂浜なんですね。そのエリアの場所は、次のリンクからGoogleマップで見ることができます。
つまり、ホノルル警察の交番に近いホテルが、カヌーズでサーフィンをするのに便利なホテルということになるわけです。
そこで、その条件に該当するホテルについて、それぞれのサーフボードの持ち込みやすさを確認したんですね。それが次の一覧です。
- シェラトン・ワイキキ・ホテル: 部屋に持ち込める。ただし大きいサイズは従業員用のエレベーターを使うことになる。
- ロイヤルハワイアンホテル: 部屋には持ち込めない。ベルデスクで預けることになる。
- アウトリガー・ワイキキ・ビーチ・リゾート: 部屋には持ち込めない。先着で35台分のサーフボードラックがある。予約不可、50ドルのデポジットが必要。
- モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパ: 9フィート以下は部屋に持ち込める。9フィートより大きいものは保管場所が限られ先着順、有料(7ドル/1日)
- ハイアット リージェンシー ワイキキ リゾート アンド スパ: 部屋に持ち込むことも、ベルデスクに預けることもできる。
- アストン・ワイキキ・ビーチサイド・ホテル: 2016年7月1日から改装で宿泊できないため、回答を得られず
- パシフィックビーチホテル: 部屋には持ち込めない。フロントデスクにサーフボードラックの利用を申し出る。
以上が、カヌーズに近いワイキキのホテルのサーフボードの持ち込みやすさをまとめたものです。
で、この調査にあたり、ロイヤルハワイアンホテル以外は、この記事を書いているさ2016年10月に、各ホテルのサポート窓口に、問い合わせて確認した回答結果です。ロイヤルハワイアンホテルに関しては、公式日本語サイトのFAQに、その回答がありましたので、問い合わせる必要がなかったんすね。
この一覧の注意点として。この一覧を眺めると、サーフボードを預けるための料金が明記されているホテルと、そうではないホテルがありますね。で、料金が明記されていないホテルは、ホテル側の回答にそれが記述されていなかっただけです。
つまり、上のリストで料金が書いてないホテルでも、預かり料が発生する可能性はあります。その点にご注意ください。
加えて、「部屋に持ち込める」と回答があったホテルでも、「ロングボードは別です」となる可能性もあります。その点にも合わせてご注意ください。
結局のところ、サーフボードを実際に持ち込む際には、サーフボードの保管に関して、ホテル側により詳しく問い合わせることをオススメします。
ロングボードは預け場所のバックアップ案を考えておく
さて。カヌーズですが、波が緩やかにブレークするため、ロングボード向きのサーフポイントと言えるんですね。実際、カヌーズでサーフィンをするローカルのサーファーは、上級者でもロングボードで楽しんでいる人がほとんどです。
なので、カヌーズでサーフィンを楽しむには、ロングボードを持ち込むのがオススメなのですが、そうすると預け場所に困る可能性があるんですね。
というのも、上でまとめた一覧から、いくつかのホテルでは、ロングボードの場合、部屋には持ち込めず、かつ、予約不可の先着順制のためにホテルのサーフラックも利用できない可能性があることがわかるからです。
具体的には、アウトリガー・ワイキキ・ビーチ・リゾートやモアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパがそのようなホテルとなっています。また、上の一覧では、サーフボードを預けられる数の上限が明示されていないホテルでも、本当に混雑が重なった場合は、「今、いっぱいで置けないんです」となる可能性も考えられます。
そのような時に備えて、預け場所のバックアップ案を考えておいたほうが良いです。例えば、ワイキキには、Nalu Storageという、1週間からレンタルできるサーフラックがあります。場所も、ワイキキビーチ沿いで、カヌーズでサーフィンするのに絶好の場所にあります。
なので、ホテルに万が一置けなかった場合にバックアップの預け場所として、とても便利なんですね。ほか、当日のみの一時預かりとはなりますが、JCBのクレジットカードがあれば、ワイキキのJCBのラウンジにサーフボードを預けることも可能です。
このようなホテル以外の預け場所について、バックアップ案を考えておくと安心できます。